幸和製作所 テイコブ ボクスト(SIST02)
公表スペック:座面幅36cm・座面耐荷重100kg・約5.0kg
- 散歩・買い物の途中でしっかり休みたい
- 体格が大きめで耐荷重に余裕がほしい
- ボックス型なので、持ち上げて運ぶ場面には不向き
座面幅36cm(奥行27cm)・耐荷重100kg。「座って休む」ならこちらが本命のボックスタイプで、かご(バッグ)も前後合わせて約28L分と大きめです。
「買い物の帰り、途中のベンチまで歩くのがつらそう」——そんな親に座面付きのシルバーカーを考えているなら、まず1つだけ。シルバーカーの座面は「休憩用」で、座ったまま移動したり、長く座り続けたりする道具ではありません。この前提を押さえたうえで、座り心地はタイプで差が出ます。
先に結論
座って休むことを重視するなら、軽さ優先のコンパクトタイプではなくボックスタイプが本線。確認するのは座面耐荷重・座面の広さ・駐車ブレーキのかけやすさ・ハンドルの高さの4点です。 → 確認ポイントへ
販売店の選び方ガイドにも「座面は休憩用」と明記されています。座るときは必ず駐車ブレーキをかける造りで、車椅子の代わりにはなりません。
「座れる」という言葉から車椅子に近いものを想像していると、選び方を間違えます。あくまで「歩ける親が、途中でひと息つくためのベンチを連れて歩く」道具——この位置づけが出発点です。そもそもシルバーカーでいいのか(歩行車が必要な段階ではないか)から確認したい場合は、シルバーカーと歩行車の違いを先にどうぞ。
大きさで見ると、代表的なのはコンパクト・ミドル(メーカーによっては「スタンダード」表記)・ボックスの3タイプ。座面の性格がそれぞれ違います。
| コンパクト | ミドル | ボックス | |
|---|---|---|---|
| 座面 | ない商品もある。あっても簡易的 | 多くの商品に座面あり | 座幅が広くクッション性が高い。肘掛け付きも |
| 座り心地 | 大型に劣る | 商品による(大きさは両者の中間) | 最も座り心地が良好とされる |
| 重さ・携帯性 | 軽く持ち運びやすい | 中間 | 重め。持ち上げる場面には不向き |
| かご容量 | 小さめ | 中間 | 大きい |
※タイプ別の傾向は出典欄の選び方ガイドに基づく一般的な整理です(例外の商品もあります)。
つまり「座って休みたい」が主目的なら、候補はミドル〜ボックスに絞られます。軽さを最優先にコンパクトを選ぶと、肝心の座り心地で妥協することになるからです。逆に、電車やバスへの持ち込みが多いなら、簡易座面と割り切ってコンパクト、という考え方もあります。
また、座面耐荷重を超えた使用は破損・転倒のもとです。ここだけは購入前にスペック表で確認を。
使えません。シルバーカーは自立して歩ける人向けの用品という位置づけで、介護保険の福祉用具貸与(レンタル)の対象外=自費購入です。そのぶん認定や手続きなしで買えます。制度の詳しい話はシルバーカーと歩行車の違いにまとめています。
「座って休む」を軸に、性格の違う2台を挙げます(スペックはメーカー・販売ページの公表値。編集部による実機テストは行っていません)。
※以下の「楽天で見る」「Amazonで見る」はアフィリエイト広告リンクです。
公表スペック:座面幅36cm・座面耐荷重100kg・約5.0kg
座面幅36cm(奥行27cm)・耐荷重100kg。「座って休む」ならこちらが本命のボックスタイプで、かご(バッグ)も前後合わせて約28L分と大きめです。
公表スペック:座面耐荷重80kg・約3.8kg
約3.8kgの軽さと座面を両立したコンパクトタイプ(違い記事でも紹介した1台です)。休憩は短め・移動の身軽さ優先、という親にはこちらが現実的です。
※価格・仕様は変動します。耐荷重・座面寸法・最新の金額は各販売ページでご確認ください(参照日:2026-07-05)。Amazonのリンク先は色・柄違いのページの場合があります。型番(SIST02/SICP02)をご確認ください。
できません。シルバーカーの座面は停車して休むためのもので、座ったままの移動は想定されていません。座って移動する必要があるなら、車椅子を検討する段階です。
やめてください。耐荷重の超過は破損・転倒に直結します。体格が大きめなら、最初から100kg対応のモデル(この2台ならボクスト)が無難です。
座面の高さは製品ごとに違い、販売ページに寸法が載っています。ひざや腰に不安がある場合は数値を見比べたうえで、できれば店頭で一度座って試すのが確実です。
座って休む頻度が増えている・体を預けたがる様子があるなら、シルバーカーで支えるのは構造的に限界です。体を支えられる歩行車への切り替えを、ケアマネジャーや福祉用具専門相談員に相談してみてください。