終活の始め方
葬儀・お墓・相続の準備と、資料請求の進め方
終活では「何から手をつければ…」と迷いがちです。まずは大きく①葬儀 ②お墓 ③相続・手続きの3つに分けて考えると進めやすくなります。とくに葬儀とお墓は、元気なうちに無料の資料を取り寄せて比較しておくだけで、いざというときの家族の負担と費用がぐっと減ります(資料請求で割引が付くサービスもあります)。
まだ資料請求や相続の準備までは踏み出せていない、という段階なら、親が元気なうちに聞いておくこと(お金・保険・契約の「置き場所」リスト)から始めるほうが向いています。金額ではなく「どこに何があるか」だけを聞く、家庭内で切り出しやすい方法をまとめています。
終活でやること(おすすめの順番)
- エンディングノートに希望(葬儀・お墓・連絡先)を書き出す(市販ノートの選び方と遺言書との違い)
- 家族葬・一日葬・直葬のどれにするか、形式の違いを知る(何をして何をしないか・呼ぶ人・費用の内訳の見方)
- 葬儀社の資料を2〜3社取り寄せて費用感をつかむ
- 葬儀費用を誰が・どのお金から払うか、兄弟で先に決めておく(分担の決め方と精算表)
- お墓・供養の方針(継ぐ人がいないなら樹木葬・納骨堂・永代供養墓・散骨のどれか)を考える(納骨先6つの比較と、親と決めておくこと)/遠方のお墓なら改葬許可の手続きと費用の内訳
- 預貯金・保険・不動産など財産の一覧を作る(親が亡くなったあとに調べる手順は財産と借金を調べる順番)
- 相続でもめないよう、希望を家族に共有しておく
葬儀社の資料請求のしかた
葬儀費用は、同じ「家族葬」でも葬儀社とプランによって内訳が大きく変わります。元気なうちに2〜3社の資料を取り寄せ、次の3点を見比べておくと、いざというときに慌てずに済みます。
- プランの総額に何が含まれ、何が別料金か(安置の日数、搬送の距離、式場の使用料、飲食、返礼品など)
- 会員登録や事前の資料請求で割引が付くか、付くならその条件
- 実家のある地域に対応しているか、近くで使える式場はどこか
費用を誰が・どのお金から払うかは、「親の葬儀費用は誰が払う?兄弟で分担を決める手順と精算表」で整理しています。
※費用・プラン・割引内容は変わる場合があります。最新の内容は各社の資料・公式サイトでご確認ください。
お墓・供養の資料請求
承継するお墓がない場合や、墓じまいを考えている場合は、樹木葬・永代供養・納骨堂など選択肢が広がっています。それぞれの違いと、親と決めておくことは「お墓を継ぐ人がいないとき|樹木葬・納骨堂・永代供養墓・散骨の違いと、親と決めておくこと」にまとめています。霊園のポータルサイトを使うと、複数の霊園の資料請求や見学予約をまとめてできます。
すでに承継しているお墓が遠方にあり、墓じまい(改葬)の手続きそのものを知りたい場合は、「遠方の親のお墓をどうする?墓じまいの進め方|改葬許可の手続きと、費用の内訳の見方」にまとめています。
相続・手続きの基本
親が亡くなった後は、期限のある手続きが続きます。まずは「期限のあるものだけ」を先に押さえておくと安心です。
亡くなったあと、片付けや解約を始める前に財産と借金を調べる順番と、相続放棄の3か月の数え方は「親が亡くなったら相続で最初に調べること」にまとめています。
- 死亡届の提出(7日以内)
- 世帯主変更・健康保険の資格喪失・年金の停止(おおむね14日以内)
- 相続放棄を検討するなら家庭裁判所への申述(原則3か月以内)
※相続・税務・法律の個別の判断は、税理士・弁護士・行政書士など専門家にご相談ください。本ページは一般的な情報提供です。