親が実家で一人で暮らしていて、心配になって見守りカメラを買い、スマホにアプリを入れた。ところが設定を進めると「クラウド」「無料トライアル」「プランに登録」といった案内が出てきて、払わないと映像が見られないのか、払う価値があるのかが分からない。この記事は、そういう方に向けて、カメラを買ったあと、メーカーに毎月(毎年)お金を払わないと何ができないのかだけを扱います。例に取るのは、サイト内の「見守りカメラはどこに置く?」でも比べたTP-Link Tapo C200とSwitchBot 見守りカメラ Plus 3MPの2機種です。実家にWi-Fiがあることを前提にしています。この記事で「クラウド」と書くときは、録画をメーカーのサーバーに保存する有料サービスのことを指します。実物レビューではなく、メーカー公式ページと販売ページの公開情報の整理です(価格・料金は2026年10月13日時点の表示)。
先に結論
Tapo C200は、有料のTapo Careに入らなくても、ライブ映像を見る・動きを検知して通知を受ける・双方向で話す・microSDに録画することができると公式ページに書かれています。SwitchBot 見守りカメラ Plus 3MPも、楽天のSwitchBot公式店の商品ページでは、クラウド保存は事前に申し込む月額サービスで、申し込まなければ課金されないとされています(AI機能など別の有料サービスがあるかは、SwitchBotアプリで確認してください)。どちらもmicroSDカードは別売りなので、録画を残すならカード代はかかります。
Tapo Careに入ると、録画がクラウドにも残るようになります。公式FAQによると、クラウドに保存されるのはカメラが動きを検知したときの映像だけで、動きがなくなると録画は止まり、1本の長さは最大3分です。24時間の録画をそのままクラウドに置いておくサービスではありません。C200の製品ページには、Tapo Care利用時は通知に画像や動画クリップが付くとあり、公式の紹介ページは人物などを見分けるAI検知を有料側の機能に挙げています(使えるかどうかは機種によります)。
出典:TP-Link「Tapo Care」(tapo.com)、TP-Link「Tapo Careの料金」公式FAQ(tapo.com)、TP-Link「Tapo C200」製品ページ(tapo.com)、TP-Link「製品を比較: Tapo C210 vs Tapo C200」(tp-link.com)、SwitchBot公式店(楽天)「見守りカメラ Plus 3MP」商品ページ(item.rakuten.co.jp)、SwitchBot「見守りカメラ Plus 3MP」公式ページ(switchbot.jp)。いずれも2026年10月13日参照。
カードの選び方にも1つ注意があります。常時録画はカードに書き込みが続くので、メーカーは防犯カメラやドライブレコーダー向けに耐久性を高めたカードを別に出しています。この記事の③SanDisk MAX ENDURANCEがその一例で、販売ページの表記では製品保証が10年です(保証の条件は販売店・代理店で確認してください)。ただ、このカードは、2026年10月13日に楽天で見た販売価格が32GBで税込10,792円、128GBで税込20,918円でした。耐久性をうたっていない一般的なカード(例:SanDisk Ultra 128GB、楽天で税込3,798円)の5倍ほどで、次の総額の表で見るように、カメラ本体やクラウドの年額1年分より大きな出費です。高耐久をうたうカードでも、製品と容量によって価格は大きく違うので、販売ページで確かめてください。
出典:TP-Link「Tapo Care」(tapo.com)、楽天 ムラウチ「SanDisk MAX Endurance高耐久カード 128GB SDSQQVR-128G-JN3ID」(item.rakuten.co.jp)、楽天 マップカメラ楽天市場店「SanDisk MAX ENDURANCE 32GB SDSQQVR-032G-JN3ID」税込10,792円(item.rakuten.co.jp)、楽天 G-Mach楽天市場店「SanDisk SDSQUAC-128G-JN3MA」(item.rakuten.co.jp)。いずれも2026年10月13日参照。
Tapo Care 1台 月400円/年4,000円(iOS。Androidは440円/4,390円。公式FAQの表示額)
4,180円 (税込、TP-Linkダイレクト楽天市場店、2026年10月13日参照)
②SwitchBot 見守りカメラ Plus 3MP W3101102
遠隔確認・動体検知の通知・双方向通話・microSD録画(商品ページの記載)
最大256GB(別売)
1台 月890円/年8,900円(申し込まなければ課金なし)
3,980円 (税込、SwitchBot公式店・楽天、2026年10月13日参照)
※③SanDisk MAX ENDURANCE 128GB(SDSQQVR-128G-JN3ID)は①②に差すカードなので、表には入れていません。月額もクラウドの料金もかからず、128GBは①(512GBまで)と②(256GBまで)のどちらの上限内にも収まります。価格は税込20,918円(ムラウチ・楽天、2026年10月13日参照)。
Tapo C200では、インスタント通知と動作検知はTapo Careなしで使える標準機能と公式ページに書かれています。Tapo Careに入ると、通知に画像や動画クリップが付きます。SwitchBot 見守りカメラ Plus 3MPも、商品ページで動体検知とアプリ通知を本体の機能として挙げ、クラウド保存を事前申し込みの月額サービスとしています(AI機能など別の有料サービスがあるかは、アプリで確認してください)。ほかの機種は、公式ページで無料の範囲を確かめてください。
microSDは何GBを買えばいい?
まず上限を確かめます。Tapo C200は512GBまで、SwitchBot 見守りカメラ Plus 3MPは256GBまでです。容量が大きいほど、カードがいっぱいになるまでの日数は長くなりますが、何日分録れるかは画質や録画の設定で変わり、両社の公式ページでは目安を見つけられませんでした。迷うなら、この記事の総額の表で使った128GBが、どちらの機種でも上限内に収まる容量です。カードは本体に入っていないので、カメラと一緒に用意してください。
有料プランは途中でやめられる?
Tapo Careは、公式FAQによると解約しない限り自動で更新され、期間の途中で自分から解約してもその期間の料金は返金されません。解約の手順は、Apple Pay・Google Pay・PayPalやクレジットカードと、支払い方法ごとに違います。SwitchBotのクラウドは、申し込まなければ課金されませんが、更新や解約の扱いは申し込む前にアプリの画面で確認してください。契約で困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。