認知症の親が夜中に玄関から出ていくとき|出入りを知らせるドアセンサー・チャイムの選び方と鍵の工夫

出ていく瞬間に、家の中にいる家族が気づくために

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たとえば、夜の10時を過ぎたころに玄関の鍵が開いていて、親の姿が見当たらない。近所を探して見つかったものの、その夜から小さな物音でも目が覚めるようになった。こうしたことがきっかけで、玄関に付ける道具を調べ始めた方もいると思います。GPS端末は、家を出たあとに居場所を探すための備えです。その手前の、玄関のドアが開いた瞬間に家の中の家族が気づくための道具が、ドア開閉センサーと受信チャイムのセットです。この記事では、知らせる道具の3つの方式、買う前に見る6つの点、付ける場所、補助錠を付ける前に考えること、介護保険での扱いを順に整理し、楽天で買える3つを比べます。製品の仕様と価格は販売ページの表示にもとづいており、編集部が製品を使って比べた記事ではありません。

先に結論

同じ家に家族がいるなら、まず候補になるのは、ドアが開くと家の中の受信チャイムが鳴るドア開閉センサーです。センサーと受信機が直接電波でやりとりするので、Wi-Fiは要りません。

受信機は、夜に介護する人が寝る部屋の枕元に置きます。販売ページの「見通し約120m」などの距離は、間に何もない状態での値です。寝る位置まで音が届くか、使い始める前に試します。

出口は玄関だけとは限りません。勝手口や、庭に出られる掃き出し窓から出ていくこともあります。家の出口を一度すべて数えてから、センサーの数を決めます。

補助錠を考えるときは、本人を家に閉じ込める形にしないことと、火事や地震のときにすぐ開けられるかを先に考えます。鍵の付け方に迷ったら、ケアマネジャーか地域包括支援センターに相談してください。 → 3つの比較表へ

この記事で比べる3つ(価格つき)

3つは「家の中で鳴る」「スマホに届く」「出口をまとめて見る」の役目が1つずつになるように、楽天で在庫があり、販売ページで仕様と価格を確かめられた品から選びました。どれも、本人が外へ出ることを防ぐ道具ではなく、ドアが開いたことを家族に知らせる道具です。向き不向きは比較表とカードで説明しています。

今夜からできること

センサーが届くまでの数日にも、買わずに始められることがあります。どれも、出ていくこと自体を止めるものではありません。気づくきっかけを増やすための工夫です。

同じ資料によると、令和7年に警察が届出を受けた認知症の行方不明者は1万7,345人で、所在確認または死亡確認がされた1万6,729人のうち68.0%は、届出を受けた当日に所在が確認されています(警察庁「令和7年における行方不明者届受理等の状況」、令和8年6月)。同じ資料では、届出から所在確認までの日数が延びるほど、確認された人のうち亡くなっていた人の割合が高くなっています。

夜の見守りが続いて、介護する側が眠れなくなっているなら、「夜中に何度も起こされて眠れないとき」で、介護する側の睡眠の立て直し方を扱っています。

知らせる道具は3方式

玄関の出入りを知らせる道具は、何に反応するかと、どこで知らせるかで3つに分けられます。

ドア開閉センサー+家の中の受信チャイム(Wi-Fi不要)

ドアの本体と枠に、センサーと磁石を向かい合わせて貼ります。ドアが開いて磁石が離れると、センサーが電波を送り、離れた部屋に置いた受信チャイムが鳴ります。センサーと受信機が直接やりとりするので、Wi-Fiやスマホは要りません。

反応するのは、ドアや窓が開いたときです。誰が開けたかは区別しないので、家族が新聞を取りに出ても鳴ります。そのかわり、ドアの前を通っただけでは鳴りません。玄関、勝手口、窓のように「開いたら知らせてほしい出口」に向いた方式です。

人感センサー+受信チャイム(ドアを開けなくても反応する)

センサーの前で人が動いたことをとらえ、受信チャイムに知らせます。ドアを開ける前の段階で鳴ることがある反面、家族やペットが前を通るだけでも鳴ることがあります。リーベックスの人感センサー送信機XP50Aのように、感知範囲を調整できたり、ON/OFFのスイッチが付いていたりする製品もあります。扉のない通路や廊下に置くと役に立ちます。

「ベッドから起きたら知らせる離床センサーの選び方」で寝室用として紹介したリーベックスの人感チャイムセットも、この方式です。

スマホに通知する開閉センサー(離れて住む家族向け。ハブ・Wi-Fiが要る)

しくみはドア開閉センサーと同じですが、知らせる先がスマホのアプリです。たとえばSwitchBotの開閉センサーは、遠くからの確認やアラート通知を使うには別売のハブミニが必要と販売ページに書かれています。ハブミニは家のWi-Fiにつなぐ機器で、2.4GHz帯にしか対応していません。実家にWi-Fiがなければ使えないので、その場合の選び方は「実家にWi-Fiがない方の見守り」で整理しています。

同じ家にいる家族にとっては、スマホを枕元に置いて通知音で起きられるかが分かれ目になります。夜に音で起こしてほしいなら、スマホのマナーモードやおやすみモードの影響を受けない専用の受信チャイムのほうが、鳴らす設定で迷いにくい場合があります。

3方式の比較表

方式反応するものどこで知らせるかWi-Fi家族の出入り向く場所
ドア開閉センサー+受信チャイムドア・窓が開いたとき家の中の受信チャイム(音・光)不要家族が開けても鳴る玄関・勝手口・窓
人感センサー+受信チャイムセンサーの前で人や動物が動いたとき家の中の受信チャイム(音・光)不要前を通るだけでも鳴ることがある扉のない通路・廊下
スマホ通知の開閉センサードア・窓が開いたときスマホのアプリ必要(ハブ経由)家族が開けても通知される離れて住む家族が様子を知りたい家

離れて暮らしていて、カメラやセンサーで普段の様子も知りたい場合は、「離れて暮らす親の見守りカメラ・センサー比較」で全体を比べています。

買う前に見る6つ

同じドア開閉センサーでも、受信機の数、知らせ方、電池のもちは製品ごとに違います。夜中に鳴ったとき家族が気づけるかを基準に、次の6つを見ます。

電波の届く距離(公称値は見通しの条件)

販売ページの電波の届く距離は、リーベックスXP730Aが屋外見通し最大180m、ELPA EWS-S5034が見通し約120mです。どちらも間に何もない状態での値で、家の中では壁や床、金属の家具、家電によって短くなります。玄関が1階で家族の寝室が2階なら、センサーを玄関に、受信機を寝室に置いて、ドアを閉めた状態で鳴るかを試してから使い始めます。

スマホ通知型のSwitchBotは、販売ページに、遠くからの確認やアラート通知を使うにはハブミニ(別売)が必要と書かれています。センサーとハブミニを置ける距離は、製品ページの説明で確かめます。

受信機の数と、送信器を何台つなげるか

「2階で鳴っても気づけないのでは」と心配なら、受信機を寝る部屋に置き、それでも足りなければ受信機を足します。ELPA EWS-S5034の販売ページには、受信器1台に送信器を8台まで登録でき、送信器1台に対して受信器は何台でも増やせると書かれています。1階の居間と2階の寝室の両方で鳴らす、といった使い方ができます。

玄関と勝手口の両方に付けるなら、どちらが開いたかを音で聞き分けられると、駆けつける先を迷いにくくなります。XP730Aは送信機ごとにチャイム音を設定でき、EWS-S5034も送信器ごとに違う報知音(20種類から選択)を割り当てられます。

知らせ方(音量・光)

夜中に目を覚ませる音量まで上げられるかを見ます。XP730Aの受信チャイムは45〜90dBで音量を調節でき、「音のみ」「青LEDの光のみ」「音+光」の3通りから選べます。EWS-S5034の受信器の音量は約88dB(50cmの位置)です。介護する人が耳の遠い方なら、光でも知らせる受信機が候補になります。ただし光は目に入る場所にいるときに役立つもので、眠っている人を光だけで起こせるとは限りません。夜は音量を上げた音と組み合わせてください。

ドアのところだけで大きな音が鳴る一体型のドアアラームは、受信機がないので、別の部屋で寝ている家族に知らせる用途には向きません。

電池の種類ともち(ときどき鳴るか試す)

販売ページの電池寿命は、XP730Aが送信機約2年・受信機約6か月、EWS-S5034が送信器約2年・受信器約1年で、どちらも1日10回使ったときの公称値です。SwitchBotの開閉センサーは通常3年とされていますが、1日80回の開閉などの条件での値です。使い方によって短くなります。XP730AとEWS-S5034は、受信機を別売のACアダプターでも動かせます。

テクノエイド協会の福祉用具ヒヤリ・ハット事例には、施設で玄関の感知機器の音に職員が気づけず、利用者が外へ出てしまった例が載っています。この事例の解説は、電池式の機器は電池が弱くなると音が小さくなったり鳴らなくなったりするので、定期的に音量を確かめるよう書いています。家庭でも、週に一度などと決めて、ドアを開けて受信機が鳴るかを試してください。EWS-S5034の販売ページには、受信器と送信器の電池交換の時期をランプで知らせる機能があると書かれています。

※EWS-S5034の送信器は、コイン形リチウム電池(CR2032)を使います。国民生活センターは、コイン形リチウム電池などを子どもが飲み込むと消化管を傷つける危険があると注意を呼びかけています。孫など小さな子どもが来る家では、交換した電池や予備の電池を手の届かない所にしまってください。

取り付け面(両面テープ・ネジ・引き戸・賃貸)

EWS-S5034には取付ネジ2本と両面テープ(大1枚・小1枚)が、SwitchBotの開閉センサーには取付ネジ3本と、センサー用・磁石用の両面テープが付いています。XP730Aの販売ページは「配線不要」「取り付け簡単」とだけ書いているので、取り付け方は取扱説明書で確かめます。

マグネット式は、ドアが閉まったときにセンサーと磁石が向かい合う位置に貼ります。引き戸でも、戸と柱の両方に貼れる場所があれば付けられます。ドアの表面がでこぼこしていたり、凝った飾りがあったりすると、両面テープが付きにくいことがあります。賃貸の住まいなら、はがした跡が残らないか、管理会社に先に確かめておくと安心です。

家族の出入りで鳴るときの止め方(スイッチ・感度調整)

家族が出入りするたびに鳴ると、そのうち電源を切ったままになりがちです。家族が開けたら鳴らず、本人が開けたときだけ鳴るセンサーを探す声もありますが、この記事で比べた3つはどれも、ドアが開けば誰が開けても鳴ります。

人感センサーなら、感知範囲の調整やON/OFFのスイッチがあるかを見ます。リーベックスの人感チャイムセットXP750Aの販売ページには、ドアの上に付けたら感度が高く、家族が前を通るだけで鳴ったので、感度を調整して落ち着いたという口コミがあります(1件の口コミで、誰にでも当てはまる事実ではありません)。日中に家族の出入りが多い家では、人感センサーのスイッチを日中だけ切り、寝る前に入れ直したかを毎晩確かめます。

どこに付けるか

まず、家の出口をすべて書き出します。玄関、台所の勝手口、庭に下りられる掃き出し窓、ベランダ。ネット上の介護の相談には、出ていくのは玄関ではなくいつも勝手口だった、という声もあります。家族も毎日使う出口は塞げないので、その分センサーで気づけるようにしておきます。

受信機は、夜に介護する人が寝る部屋の枕元に置きます。日中に台所や庭にいる時間が長いなら、受信機を足して、そこでも聞こえるようにします。

夜中に起きてトイレへ行くのか、外へ出ようとしているのか、廊下が暗いと見分けにくいこともあります。寝室から玄関までの足元を照らすなら「夜中のトイレで親が転ばないか心配」を、玄関にカメラを置くかどうかは「見守りカメラはどこに置く?」で扱っています。

鍵の工夫と、その危険

本人の手が届きにくい高い位置に補助錠を足すのは、家族が検討することの多い方法です。ただ、付ける前に考えておきたいことが3つあります。

  1. 火事や地震のときに、本人も家族も内側からすぐ開けられない形だと、逃げ遅れる原因になることがあります。鍵を開けるのに道具や暗証番号が要る形にするなら、とくによく考えてください。
  2. 本人を家に閉じ込める形にしないこと。厚生労働省の手引きには、鍵を付けたあとの在宅の事例が載っています(下で紹介します)。
  3. 鍵だけに頼らないこと。出ていったことに気づく開閉センサーと、家を出たあとの備え(次の章)を組み合わせます。

厚生労働省の「身体拘束廃止・防止の手引き」(令和7年3月)は、不当な身体拘束が施設だけでなく在宅でも確認されているとして、介護施設・事業所に加えて家族も対象に含めています。この手引きは、身体拘束にあたる具体的な行為の例として「自分の意思で開けることのできない居室等に隔離する」を挙げています。ただし、この手引きは介護施設・事業所等で働く方々に向けたもので、家庭の玄関に補助錠を付けることがそのまま身体拘束に当たると定めているわけではありません。

同じ手引きには、早朝に本人が敷地内にいないことに家族が気づき、無事に見つかったあと、玄関に本人では開けられない鍵を付けた在宅の事例が載っています。本人は庭にも出られなくなって自室に閉じこもりがちになり、家族は家族会への相談をきっかけに鍵を外して、警察の見守り登録と近所への状況の共有に切り替えました。その後、本人が庭へ出る様子が戻ったとされています。1つの家族の事例で、誰にでも同じことが起きるわけではありません。

手引きには、「家に閉じ込めるしかない」と地域包括支援センターに打ち明けた家族が、通いの場や認知症カフェ、主治医の受診につながった事例もあります。鍵の付け方に迷ったら、ケアマネジャーか地域包括支援センターに相談してください。まだ介護保険の手続きをしていない場合の相談の順番は、「親の介護は何から始める?」にまとめています。

本人への伝え方

センサーは、本人に黙って付けないでください。説明は短くて構いません。「夜中に一人で出ると心配だから、ドアが開いたら知らせが鳴るようにした」と、家族が安心するための道具だと伝えます。見張るため、という言い方は避けます。

厚生労働省の手引きは、認知症の方が落ち着かない行動をとるのには理由があるとしていて、家族に会いたい気持ちから一人歩きする方には実際に家族に会ってもらう、という対応例を挙げています。夜中に外へ出ようとする理由は人によって違い、家族からは見当がつかないこともあります。理由の見当がつかないときや、出ようとする回数が増えたときは、主治医かケアマネジャーに相談してください。

家を出た後の備え

センサーは、ドアが開いたことを知らせるだけです。家族が気づく前に出てしまった場合に備えて、GPS端末や、警察・自治体への事前の登録も考えておきます。警察庁の資料には、電車や自転車で短い時間のうちに遠くまで移動していた事例も載っています。GPS端末の選び方と持たせ方、見当たらなくなったときの連絡の順番は「親が一人で出かけて帰れなくなる前に」で説明しています。見守りの道具をまとめて見るなら「見守り・認知症の介護用品」へどうぞ。

比べた3つの道具

役目の違う3つを並べます。順位ではありません。編集部は実物を試しておらず、点数も付けていません。価格は、その金額が実際に表示されている楽天の販売ページの、2026年10月18日時点の表示です。同じ型番でも、店と時期によって価格は変わります。

比べる3つは、どれもドアの開閉に反応する型です。人感センサー型は、「買う前に見る6つ」で触れたリーベックスの人感チャイムセット(XP750A)が同じ方式です。

製品方式知らせ方Wi-Fi電源と電池寿命
(公称値)
電波の届く距離
(販売ページの表示)
増設・取り付け確認した価格
①リーベックス ドア・窓センサーチャイムセット XP730Aドア開閉センサー+受信チャイム受信チャイム(屋内専用)。音・青LED・音+光、45〜90dB、64種類の音不要送信機:単4形×3本(約2年)/受信機:単3形×3本(約6か月)または別売のACアダプター。電池は別売屋外見通し最大180m
(家の中では短くなる)
送信機ごとにチャイム音を設定できる。取り付け方は取扱説明書で確認3,080円
(楽天・介護グループのケアボット)
②SwitchBot 開閉センサー+ハブミニスマホ通知の開閉センサースマホのアプリへの通知(ハブミニが必要)必要(2.4GHz帯のみ)センサー:単4形×2本(付属)、通常3年(1日80回の開閉などの条件)/ハブミニ:USBケーブル(Type-C)付属製品ページで確認増設は販売ページに記載なし。取付ネジ3本・両面テープ付属8,960円
(センサー3,480円+ハブミニ5,480円、楽天・SwitchBot公式店)
③ELPA ワイヤレスチャイム ドア開閉センサーセット EWS-S5034ドア開閉センサー+受信チャイム受信器のチャイム。約88dB(50cm)、報知音20種類。電池交換の時期をランプで表示不要受信器:単3形×3本(約1年)またはDC4.5Vアダプター(別売)/送信器:CR2032×1個(約2年)。電池は別売見通し約120m受信器1台に送信器8台まで。受信器も増やせる。取付ネジ2本・両面テープ付属5,641円
(楽天・ケーズデンキ 楽天市場店)

※3つとも、ドアが開けば誰が開けても鳴ります(②はスマホに通知されます)。家族の出入りのときだけ一時的に止めるスイッチは、3つの販売ページには書かれていませんでした。価格・在庫は変動します。買うときは、自分が開いている販売ページの金額を確かめてください。3つとも、通販で買う場合は自費です。介護保険の扱いは次の章で説明します。

家の中で鳴る
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玄関が開いたら、離れた部屋のチャイムで知らせる:リーベックス「ドア・窓センサーチャイムセット」XP730A

3,080円(楽天・介護グループのケアボット、2026年10月18日参照。電池は別売)

向いている方
  • 同じ家に住んでいて、夜中に玄関が開いたら起こしてほしい
  • 実家にWi-Fiがない、スマホの設定は避けたい
  • 介護する人が耳の遠い方で、起きている間は光でも知らせてほしい(夜は音と組み合わせる)
気になる点
  • 受信機の電池寿命は約6か月(公称値)。ときどき鳴るか試す
  • 家族が開けても鳴る

ドア・窓センサー送信機(防雨仕様)と受信チャイム(屋内専用)のセットです。販売ページの記載は、送信機が単4形アルカリ乾電池3本で電池寿命約2年、約W30×H138×D25mm・55g(電池を含まない)、受信機が単3形アルカリ乾電池3本または別売のACアダプター(X0505/X0505B)で電池寿命約6か月(いずれも1日10回使用・20°C時、電池は別売)、約W90×H91×D32mm・85g。音量は45〜90dBで調節でき、知らせ方は「音のみ」「青LEDの光のみ」「音+光」の3通り、チャイム音は64種類です。電波の飛距離は屋外見通し最大180mと表示されています。型番XPN730Aと同じ製品です。

楽天で見る Amazonで見る

スマホに届く
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ドアが開いたらスマホに通知する:SwitchBot「開閉センサー」+「ハブミニ」

8,960円(開閉センサー3,480円+ハブミニ5,480円、楽天・SwitchBot公式店、2026年10月18日参照)

向いている方
  • 近くに住んでいて、実家の玄関が開いたらスマホで知りたい
  • 実家にWi-Fi(2.4GHz帯)がある
気になる点
  • 通知にはハブミニ(別売)とWi-Fiが要る。センサーだけではアラート通知を使えない
  • 夜中にスマホの通知音で起きられるかは、スマホの設定しだい
  • 通知を受けても、すぐ駆けつけられる距離かを考えておく

販売ページには、遠隔確認・アレクサ対応・アラート通知機能を使うにはSwitchBotハブミニが必要と書かれています。開閉センサーの記載は、本体70.5×25.5×23mm・43g、磁石35×12×12.5mm・13g、単4電池2本(付属)、電池寿命は通常3年(室温25℃で1日80回の開閉などの条件での測定値)。取付ネジ3本と両面テープ(センサー用・磁石用)が付いています。ハブミニ(W0202200)は接続方法がWi-Fiで、2.4GHz帯の電波にしか対応しないと書かれています。

楽天で見る(センサー) 楽天で見る(ハブミニ) Amazonで見る

出口をまとめて見る
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玄関・勝手口・窓をまとめて知らせる:ELPA「ワイヤレスチャイム ドア開閉センサーセット」EWS-S5034

5,641円(楽天・ケーズデンキ 楽天市場店、2026年10月18日参照。電池は別売)

向いている方
  • 玄関のほかに勝手口や掃き出し窓があり、あとから送信器を足したい
  • 1階と2階の両方で鳴らしたい
気になる点
  • 送信器を足すときは別売の送信器が要る
  • 送信器の電池はコイン形(CR2032)。小さな子どもが来る家では電池の管理に気をつける

受信器とドアセンサー送信器のセットです。販売ページの記載は、受信器1台に送信器を8台まで登録でき、送信器1台に対して受信器は何台でも増設可能。電源は受信器が単三形乾電池3本(別売)またはDC4.5V(別売のACアダプター使用時)、ドアセンサー送信器がコイン形リチウム電池CR2032×1個(別売)。電池寿命は受信器約1年(1日10回、音量4で使用、アルカリ乾電池使用時)、送信器約2年(1日10回使用)。音量は約88dB(50cm)、電波到達距離は見通し約120m。受信器は約138g、送信器は幅38×高さ93×奥行9mm・約22g(いずれも電池除く)。送信器ごとに20種類の報知音から音を選べ、受信器と送信器の電池交換の時期をランプで知らせます。付属品は取付ネジ2本と両面テープです。メーカー直販のエルパダイレクトでは、同日時点で欠品のため入荷待ちと表示されていました。

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介護保険は使えるか

介護保険の福祉用具貸与(レンタル)には、「認知症老人徘徊感知機器」という種目があります。厚生労働省の解釈通知(老企第34号)は、この種目を、認知症の方が屋外に出ようとした時や屋内のある地点を通過した時に、センサーで感知して家族や隣人などへ知らせるもの、と説明しています。この書き方からすると、玄関の出入りを知らせるタイプも対象に入ることがあります。ただし、この種目は貸与(レンタル)だけで、購入費が支給される対象ではありません。どの製品が対象になるか、借りられるかどうかは、担当のケアマネジャーと福祉用具貸与事業所に確認してください。

要支援1・2と要介護1の方は、認知症老人徘徊感知機器の貸与が原則として介護保険の対象外です。ただし、要介護認定の調査結果や、医師の所見とケアマネジメントの判断を市町村が書面等で確認した場合などに、例外的に借りられることがあります。対象になるかは担当のケアマネジャーか市区町村の介護保険の窓口で確認してください。例外的に借りられる条件の細かい内容は、「ベッドから起きたら知らせる離床センサーの選び方」の介護保険の章で説明しています。要介護度ごとのおおまかな状態は「要支援1から要介護5まで、うちの親はどれ?」で確かめられます。

借りる場合の自己負担は、費用の1割(一定以上の所得がある方は2割または3割)です。要介護度ごとに1か月の支給限度額があり、ほかの介護サービスと合わせてその範囲内で使います。

通信機能の付いた機器については、現行の通知では、種目に当たる部分と通信機能の部分を分けられる場合に限り、種目に当たる部分だけが給付の対象です。厚生労働省の審議会(令和8年3月30日の介護給付費分科会)では、通信機能を内蔵したままでも給付の対象とし、位置情報を知らせる機能の費用は自己負担とする方向が報告されていますが、2026年10月18日時点で施行は確認できていません。最新の扱いは、ケアマネジャーか福祉用具貸与事業所に確認してください。

なお、玄関のセンサーや補助錠の取り付けは、厚生労働省が示す住宅改修(手すりの取付け、段差の解消など)の対象の種類には挙がっていません。玄関まわりの工事が住宅改修の対象になるかは、工事の前にケアマネジャーか市区町村の介護保険の窓口に確認してください。自治体によっては、見守りの機器に独自の助成をしているところがあります。親が住む市区町村の高齢者福祉の窓口で、助成があるかを聞いてみてください。

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よくある質問

家族が玄関を出入りしても鳴ってしまいませんか?

ドア開閉センサーは、ドアが開けば誰が開けても鳴ります。人感センサーは、ドアを開けなくても、家族やペットが前を通るだけで鳴ることがあります。人感センサーなら感知範囲の調整やON/OFFのスイッチがある製品を選び、家族の出入りが多い時間帯は切って、寝る前に入れ直すという使い方ができます。

玄関が引き戸でも付けられますか?

マグネット式の開閉センサーは、戸が閉まったときにセンサーと磁石が向かい合う位置に貼るしくみです。引き戸でも、戸と柱の両方に貼れる場所があれば付けられます。表面のでこぼこや飾りで両面テープが付きにくいこともあるので、製品ページの取り付けの説明で、必要な面の大きさを確かめてから選んでください。

離れて住んでいても使えますか?

受信チャイムで知らせる型は、同じ家の中で鳴らすための道具なので、離れて住む家族には届きません。離れた家族のスマホに知らせるなら、SwitchBotの開閉センサーとハブミニのような通知型を使います。その場合は実家にWi-Fiが必要です。通知を受けても、夜中にすぐ駆けつけられる距離か、近所に頼める人がいるかも考えておいてください。実家に回線がない場合は「実家にWi-Fiがない方の見守り」の記事で選び方を整理しています。

GPS端末とドアセンサーは、どちらを先に用意すればいいですか?

役目が違います。ドアセンサーは、家にいる家族が出ていく瞬間に気づくための道具で、GPS端末は、家を出てしまったあとに居場所を探すための道具です。夜中に家族が同じ家にいるならドアセンサー、日中に本人が一人で過ごす時間が長いならGPS端末、というように、家族の暮らし方によって先に要るものが変わります。迷ったらケアマネジャーか地域包括支援センターに相談してください。

賃貸の住まいでも付けられますか?

両面テープで貼れる開閉センサーなら、ドアに穴を開けずに付けられます(この記事で比べたEWS-S5034とSwitchBotの開閉センサーには、両面テープが付いています)。ただ、はがすときに塗装や表面が傷むことがあるので、管理会社か大家さんに先に確かめておくと安心です。補助錠のように、ネジ止めや工事が要るものは、事前に許可を取ってください。

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