通院の付き添いで車に積む、軽量・折りたたみ車椅子の選び方|重さ・たたんだ寸法・トランクの測り方
病院の駐車場から診察室までが、親にとって遠くなってきた方へ
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親の通院に付き添うようになり、病院の駐車場から受付、受付から診察室までの廊下で、親が何度も立ち止まるようになった、という方もいると思います。家の車に積める車椅子があれば楽になりそうですが、「軽量」とうたう商品でも重さはまちまちで、たたんだ大きさも、トランクに入るかどうかも、写真だけでは分かりません。この記事は、家族が後ろから押して、たたんで車に積む使い方に絞って、メーカーが表示している重さとたたんだ寸法の読み方、車の側で測る場所、積み下ろしの手順を順に説明し、条件の違う介助式の車椅子3台を比べます。商品は実際に使って比べたものではなく、メーカーと販売店の表示をもとにしています。
先に結論
最初に決めるのは、誰が押して、誰が車に積むかです。高齢の配偶者が一人で積むのか、通いで来る子が積むのかで、無理なく持てる重さが違ってきます。
重さは、メーカー表示の本体重量を見たうえで、足置きなど外せる部品があるかを確かめます。外せる機種は、たたんだときの奥行きも短くなります。
車椅子のたたんだ寸法(全幅・全高・全長)と、車のトランクの開口部と奥行きを、両方メジャーで測って比べてください。
使うのが月に数回の通院だけなら、病院の貸出車椅子やレンタルとも比べます。介護保険での車椅子の貸与は、要支援1・2と要介護1の方は原則として対象外です(例外的に借りられる場合もあります)。借りられるかどうかは担当のケアマネジャーに確認してください。 → 3台の比較を見る
この記事で比べる3つ(いずれも介助式・折りたたみ)
この記事の前提:家族が押して、車に積む
この記事で扱うのは、親が車椅子に座り、付き添う家族が後ろから押す使い方です。家から車まで、車から病院の中までを押して移動し、車に乗っている間はたたんでトランクか後部座席に積みます。
この使い方には、後輪が小さく、手押しハンドルで介助者が押す介助式の車椅子が向いています。消費者安全調査委員会の資料によると、介助用の標準的な車椅子は後輪が12インチ(約30cm)以上と定められ、16インチ(約41cm)のものが多く、手押しハンドルに介助者用のブレーキレバーが付きます。同じ資料は、介助用は一般的にコンパクトで軽量化されており、後輪が自走用(18インチ〈約46cm〉以上で、22インチ〈約56cm〉が一般的)に比べて小さいと説明しています。たたんだときの大きさは機種ごとに違うので、寸法表で確認してください。
本人が自分でこぐ場面もあるなら、自走式という選び方もあります。自走式か介助式かで迷っている段階なら、先に「自走式と介助式の車椅子、どっちを選ぶ?」で「自分でこげるか」を確かめてから戻ってきてください。杖や歩行器で足りるかどうかから考えたい方は、「杖・歩行器・車椅子の使い分け早見表」が入口になります。
重さの見方:本体重量と「外せる部品」
「軽量」と書かれた車椅子でも、重さの数字は商品ごとに違います。この記事のためにメーカー公式で確かめた介助式だけでも、カワムラサイクルのKFG14-40SBが8.8kg、旅ぐるまKA6とKF16-40SBが8.9kg、KFP16-40SBが9.9kg、BML16-40SBが10.3kgと、1.5kgほどの幅がありました(2026年9月30日確認)。大小を比べるだけでなく、表示された重さに何が含まれているか、積むときに部品を外してどこまで軽くできるかも確かめます。
メーカー表示の重量の読み方
比べるときは、「約〇kg〜」のような範囲ではなく、型番ごとの本体重量を見てください。同じシリーズでも、シート幅や付属品の違いで型番の末尾が変わり、重さや価格が変わることがあります。たとえばKFP16-40SBは、ノーパンクタイヤの仕様がKFP16-40(42)SB-OPという別の型番で売られています。
重量や寸法の表示に、シートやクッションが含まれているかどうかは製品ごとの注記で確かめます。KFG14-40SBの公式ページには、寸法にシート・クッションの厚みは含まれない、という注記があります。クッションを別に買って載せるなら、その重さと厚みも足して考えます。
足置き(フット・レッグサポート)が外せるか、固定式か
足を載せる部分(フットサポート・レッグサポート)には、フレームと一体になった固定式と、横に開いたり外したりできるものがあります。外せる機種なら、積むときに足置きを先に外して、本体を少し軽く、短くできます。
- KFG14-40SBは、アームサポートもフット・レッグサポートも固定式(主フレーム一体式)で、足置きを外して軽くすることはできません。
- KFP16-40SBは、足置きが横に開いて外せるスイングアウト式で、アームサポートは跳ね上げ式です。
- CA-13SUは、販売店の説明で脚部を取り外せる機構とされています(楽天 福祉卸のページでは、機能アイコンが「脚部固定」と表示されていて、本文の説明と食い違っています)。
外せるかどうかの差は、重さよりもたたんだときの奥行き(全長)に大きく出ます。次の章で数字を比べます。
誰が持ち上げるか
同じ9kg前後でも、通いで来る40代・50代の子が積むのと、70代・80代の配偶者が毎回一人で積むのとでは、負担がまったく違います。通院のたびに付き添えるのは誰か、付き添えない日は誰が積むのかを、買う前に家族で決めておきます。
「何kgまでなら腰を痛めない」という線は、この記事では示しません。持ち上げる人の体格や体調、車の荷室の高さで変わるためです。一人で積むのが不安なら、2人で積む日だけ使う、タクシーを使う、といった分け方も選択肢になります(買わない選択肢)。
たたんだ寸法と、車のトランクの測り方
Yahoo!知恵袋には「折りたたみの車椅子は普通乗用車のトランクに入るか」「タクシーのトランクに入るか」といった質問が繰り返し投稿されています。答えは車種と車椅子の組み合わせで変わるので、他人の「入った」は当てになりません。車椅子の寸法表と、自分の車をメジャーで測った数字を並べるのが確実です。
たたんだときの全幅・全高・全長
車椅子の仕様表には、使うときの寸法と、たたんだときの寸法が別々に載っています。積めるかどうかを見るのは、たたんだときの3つの数字です。
- 全幅は、たたんだときの左右の厚みです。KFG14-40SBは21.5cm、KFP16-40SBは28cm、CA-13SUは27cm(販売店の記載)。
- 全高は、床から一番高いところまでの高さです。背もたれが途中で折れる「背折れ」式なら、たたむと低くなります。KFG14-40SBとKFP16-40SBは背折れ式で、たたんだ全高は68cmと66cmです。
- 全長は、前後の長さ(奥行き)です。足置きが固定式のKFG14-40SBは80cm、足置きを外せるKFP16-40SBは62.5cm、CA-13SUは脚部付きで91cm、脚部を外した長さは販売店によって記載が違い、61cm(au PAY マーケット 介護用品卸センター)と75cm(楽天 福祉卸)です(2026年9月30日確認)。
①と②では、全長に17.5cmの差があります。後部座席の足元や、奥行きの浅い荷室に積むなら、本体重量よりこちらが決め手になることがあります。
メジャーで測る3か所と、後部座席に積む場合
車の側では、次の3か所を測ります。
- トランク(バックドア)の開口部の高さ。荷室の床から、開けたドアの下端までです。
- 開口部の幅。左右の一番狭いところで測ります。
- 荷室の奥行き。床の手前から後部座席の背もたれまでです。後部座席を倒して積む予定なら、倒した状態でも測っておきます。
寝かせて積むか、立てて積むかで、開口部の高さに当たるのが車椅子の全高になるか全長になるかが変わります。両方の向きで数字を当ててみて、余裕がある向きを探してください。荷室には買い物袋や杖も一緒に載るので、ぎりぎりで入る寸法は避けたほうが扱いやすくなります。
後部座席に積む場合は、ドアの開口部の幅と高さ、座席の前の床の奥行きを測ります。座席に載せるなら、急ブレーキで動かないよう、どう固定するかも考えておきます。介護用品の販売店(介護用品卸センター)のスタッフブログには、軽自動車に積めたが「しっかり固定できていないと、走行中は危なさそう」と書いた例もあります。
できれば、買う前に一度、同じ型か近い大きさの車椅子を実際に積んでみてください。販売店やレンタル事業者に相談すると、試せる場合があります。
積み下ろしの手順(取扱説明書の範囲で)
たたみ方や外せる部品の外し方は、機種ごとに違います。最初に取扱説明書を読み、分からないところは購入した販売店か、福祉用具専門相談員に聞いてください。ここでは、どの機種にも共通する流れだけを書きます。
たたむ前にブレーキ、外せる部品は外す、体の正面で持つ
- 本人が車の座席に移ったら、車椅子の駐車ブレーキをかけます。ブレーキをかけずにたたみ始めると、車椅子が動いてしまいます。
- クッション、足置き、背もたれのポケットの荷物など、外せるものを外します。
- 取扱説明書の手順でたたみ、背折れ式なら背もたれも折ります。
- 車にできるだけ近づき、車椅子を体の正面に寄せて、フレームの持ってよい位置(取扱説明書に指示があればそこ)を握って持ち上げます。
- 重い、腰がつらいと感じたら、無理をせず2人で持ちます。一人では難しい日があるなら、タクシーや病院の車椅子を使う日を決めておきます。
降ろすときは逆の順番です。広げたら、座る前に次の「広げた後の点検」をします。
走行中は、車椅子に座ったまま乗らない
自家用車で通院するときは、本人は車の座席に移ってシートベルトを締め、車椅子はたたんで積みます。
消費者安全調査委員会は、車椅子に座ったまま自動車で送迎される場面の事故を調べています。2026年7月29日の経過報告では、2019年1月から2025年12月までの7年間に49件の事故を確認し、うち30件が死亡事故でした。34件はデイサービスなど介護サービスの送迎中で、車椅子の固定やシートベルトの装着が焦点になっています。報告書自身、確定した結果ではなく、件数は実際より少ない可能性があると断っています。これは車椅子に座ったまま車に乗る場面の事故の数で、たたんでトランクに積む使い方の事故の数ではありません。
同じ報告は、車椅子には自動車の中で座席として使うよう設計されたものと、そうでないものがあると述べ、対策の案として、送迎時は車の固定座席に乗り移ることを挙げています。手元の車椅子が車内で座席として使える設計かどうかは、取扱説明書か販売店で確かめてください。この記事で比べる3台は、たたんで積む前提で選んでいます。
座席への乗り移りそのものが難しくなってきたら、車椅子のまま乗れる福祉車両や介護タクシーも選択肢になります。移り方や車の選び方は、担当のケアマネジャーや福祉用具専門相談員に相談してください。
広げた後の点検
たたんだり広げたりを繰り返す車椅子は、座る前に毎回、次のことを確かめます。
- フレームが最後まで開き切り、たたむ機構の固定(ロック)がかかっているか
- 駐車ブレーキと、手押しハンドルの介助ブレーキが利くか
- 空気入りタイヤなら、空気が十分に入っているか
- 外したクッションや足置きを付け直し、ぐらつきがないか
NITE(製品評価技術基盤機構)は、手動車いすを含む福祉用具について、取扱説明書に従い、タイヤやブレーキの摩耗、レバーのがたつき、固定用ロックが確実にかかっているかを確認するよう呼びかけています。消費者安全調査委員会の平成29年のレポートも、日常の点検に加えて、1年に2回程度はブレーキの調整、タイヤの摩耗、ネジの緩みを定期的に点検する必要があるとしています。
国民生活センターには、2014年4月からの約5年10か月の間に、手動車椅子の破損に関する相談が95件寄せられ、うち30件は危害・危険を伴うもので、2件は重傷でした。同センターが耐久性を試したのは比較的安価な自走用の手動車椅子で、その結果を介助式や軽量の車椅子にそのまま当てはめることはできません。同センターは、破損に気づいたら使うのをやめて販売店やメーカーに連絡すること、JISマークやSG認証の表示を確認すること、定期的に点検することを勧めています。
見落としやすい点:タイヤ・座幅・使用者最大体重・足元
重さとたたんだ寸法で候補が絞れたら、次の点を確かめます。どれも、積む人の負担ではなく、乗る方と使う場所に関わる項目です。
ノーパンクタイヤと空気入りタイヤ
車椅子のタイヤには、パンクしない素材のノーパンクタイヤと、空気を入れるタイヤ(エアタイヤ)があります。カワムラサイクルは、KFG14-40SBのハイポリマータイヤ(一体成型のポリウレタン製)を「空気補充が不要」と説明しています。空気入りのタイヤは、消費者安全調査委員会のレポートが日常点検の項目に「タイヤの空気が十分か」を挙げているとおり、空気圧を見る手間がかかります。
どちらが合うかは、使う場所と、点検を誰がするかで変わります。乗り心地や段差での感じ方の違いは、数字の表示からは分からないので、販売店で試すか、福祉用具専門相談員に聞いてください。
座幅と使用者最大体重は、乗る方の体格に合わせる
たたんだときのコンパクトさとは別に、座る部分の大きさも確かめます。たとえば旅ぐるまKA6は、本体重量8.9kg、たたんだ寸法 全幅27×全高61×全長64cmとコンパクトですが、メーカー表示のシート幅は35cm、使用者最大体重は75kgです。座幅と使用者最大体重は機種ごとに違うので確認してください。この記事で比べる3台は、シート幅(座幅)は40〜41cmで、①②はメーカー表示の使用者最大体重が、③は販売店記載の耐荷重が、いずれも100kgです。
積む人の負担だけで決めず、乗る方の体格、座ったときの姿勢、病院の中で移動する距離に合うかを先に確認してください。座っていて体が傾く、長く座るとお尻が痛くなる、といった心配があるなら、主治医やケアマネジャー、福祉用具専門相談員に相談して、座り方から合わせていく方法もあります。
足置き(フットサポート)に足をぶつけるけが
消費者安全調査委員会のレポートには、ある病院からの申し出として、1か月の間に、車椅子へ移るときや立ち座りのときに足がフットサポートの板の裏に当たる例が24件あり、そのうち2件で皮膚が切れるなどのけがをした、と紹介されています(いずれも素足にスリッパの状態でした)。レポートは、素足で乗るのを避け、移るときや立ち座りのときに足元に気を配るよう求めています。また、足置きを外したり、回したり、跳ね上げたりできる製品が市販されているとも書いています。
車から降りて車椅子に移るときや、病院で診察台に移るときも、足元をぶつける場面は起こりえます。素足を避け、移る前に足置きを上げておけるか、開いておけるかを、付き添う家族も一緒に確かめておいてください。初めて使うときに福祉用具専門相談員から使い方の説明を受けることも、同じレポートが勧めています。
軽量の介助式車椅子3台を比較
ここまでの見方で、条件の違う介助式を3台選びました。①は本体の軽さ、②はたたんだときの奥行きの短さ、③は価格を抑えつつ脚部を外せる点が違いです。重量・寸法・座幅・タイヤ・使用者最大体重は、①②がカワムラサイクル公式ページの表示、③が販売店の商品ページの記載です(③はメーカー公式ページを確認できませんでした。たたんだ全長は販売店によって記載が違います)。価格は2026年9月30日にボタンのリンク先の楽天市場店で確認した販売価格です。実物を使って比べたものではありません。ほかの用品は「歩行・移動の介護用品」から探せます。
| 商品(メーカー) | 本体重量 | たたんだ寸法 全幅×全高×全長 | 足置き | 座幅 | タイヤ | 使用者最大体重 | 価格(楽天・確認日) |
①ふわりすg KFG14-40SB カワムラサイクル・背折れ式 | 8.8kg | 21.5×68×80cm | 固定式(外せない) | 40cm | ノーパンク(ハイポリマー) | 100kg (積載物含む) | 78,000円 介護shopサンアイ・2026年9月30日確認・変動あり |
②ふわりす+ KFP16-40SB カワムラサイクル・背折れ式 | 9.9kg | 28×66×62.5cm | スイングアウト式(外せる) | 40cm (42cmの型もあり) | 空気入り(エアタイヤ) | 100kg | 71,000円 介護shopサンアイ・2026年9月30日確認・変動あり |
③ハピネスコンパクト-介助式- CA-13SU ケアテックジャパン・アルミフレーム | 11kg | 27×63.5×61〜75cm (販売店により記載が異なる/脚部付き91cm) | 取り外し式 | 41cm | ノーパンク | 100kg (耐荷重) | 24,600円 福祉卸・2026年9月30日確認・変動あり |
表を見ると、軽い機種が、たたんだときに短いとは限らないことが分かります。①は本体重量が8.8kgと②③より軽い表示ですが、足置きが外せないため、たたんだ全長は80cmあります。②は1.1kg重いかわりに、足置きを外して全長62.5cm(メーカー表示)まで短くなります。③は販売店によって61cmまたは75cmと記載が違うため、奥行きに余裕のない車では寸法を確認してから選んでください。もう1つは、③が①より2.2kg重い代わりに、価格は78,000円と24,600円で5万円あまり安いことです(2026年9月30日の楽天の表示)。軽さを優先するか、費用を優先するかは、誰が、どのくらいの頻度で積むかで考えます。
段差の多い道を通るなら、軽いこと、積みやすいこと、段差を越えやすいことを、すべて満たす機種を探すのは簡単ではありません。前輪(キャスタ)の大きさや、段差で前輪を持ち上げる介助のしかたは、販売店や福祉用具専門相談員に確認してください。
本体の軽さ
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持ち上げる重さを抑えたい:ふわりすg KFG14-40SB(カワムラサイクル)
本体重量8.8kg・たたんで21.5×68×80cm(メーカー表示)/78,000円(介護shopサンアイ・2026年9月30日確認・変動あり)
向いている方- 積み下ろしをする家族が、重さをできるだけ抑えたい
- 空気圧の点検をする人がいない
気になる点- 足置きは固定式で外せない。たたんだ全長が80cmある
- 3台の中では価格が高い
カワムラサイクルの公式ページでは、介助用で、重量8.8kg、シート幅40cm、座面の高さ43cm、使用者最大体重100kg(積載物含む)、背折れ式、ハイポリマータイヤ(ノーパンク)、ドラム式の介助ブレーキと表示されています。たたんだときの全幅は21.5cmと細く、荷室の幅に余裕がない車でも収めやすい形ですが、全長は80cmあるので、荷室の奥行きは車で測って確かめてください。アームサポートとフット・レッグサポートはフレームと一体の固定式で、積むときに足置きを外して軽くすることはできません。同じ型番でも楽天では販売店によって78,000円から89,250円まで価格が違いました(2026年9月30日)。
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奥行きを短く
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荷室の奥行きが気になる:ふわりす+ KFP16-40SB(カワムラサイクル)
本体重量9.9kg・たたんで28×66×62.5cm(メーカー表示)/71,000円(介護shopサンアイ・2026年9月30日確認・変動あり)
向いている方- 荷室や後部座席の足元の奥行きが短い車に積む
- 車や診察台に移るとき、足置きやひじ掛けを開いて移りたい
気になる点- 空気入りタイヤなので、空気圧の点検が要る
- ①より1.1kg重い
カワムラサイクルの公式ページでは、重量9.9kg、シート幅40cm(42cmの型もあり)、使用者最大体重100kg、背折れ式、エアタイヤで、アームサポートは跳ね上げ式、フット・レッグサポートはスイングアウト式と表示されています。足置きを外してたたむと全長62.5cmで、①より17.5cm短くなります。メーカーは「車載が多い方にもおすすめの軽量多機能モデル」と説明しています。ひじ掛けを跳ね上げられるかどうかは、車の座席との乗り移りを考えるときの確認点にもなります。ノーパンクタイヤの仕様はKFP16-40(42)SB-OPという別の型番なので、購入時は型番の末尾まで確かめてください。
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価格を抑える
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まず費用を抑えたい:ハピネスコンパクト-介助式- CA-13SU(ケアテックジャパン)
重量11kg・たたんで27×63.5cm、全長は脚部を外して61cmまたは75cm(販売店により記載が異なる)、脚部付き91cm/24,600円(福祉卸・2026年9月30日確認・変動あり)
向いている方- 通院の回数が多くなく、購入費用を抑えたい
- 脚部を外して奥行きを短くしたい
気になる点- 11kgで、①より2.2kg重い
- 数値は販売店の記載で、メーカー公式ページでは確認できていない
- たたんだ全長の記載が販売店によって違う(61cm/75cm)
販売店(au PAY マーケット 介護用品卸センター)の商品説明では、アルミフレーム、重量11kg、耐荷重100kg、座幅41cm、前座高43cm、ノーパンクタイヤ、ドラム式の介助ブレーキで、脚部を取り外せる機構と記載されています。たたんだ寸法は、脚部付きの全長が91cm、脚部を外したときの全長はこの販売店では61cm、ボタンのリンク先の楽天 福祉卸のページでは75cmと記載されています(2026年9月30日確認)。どちらの場合も、積むときは脚部を外す手順が前提になります。奥行きに余裕のない車では、購入前に販売店かメーカーに寸法を確認してください。楽天 福祉卸のページでは、本文は脚部が取り外せると説明している一方、機能アイコンは「脚部固定」と表示されています。同じページには、2026年9月30日時点でレビューが58件、平均4.41と表示されていました。価格は3台の中で抑えめですが、そのぶん重さは増えるので、誰が積むかと合わせて考えてください。
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買わない選択肢と介護保険
車椅子を使うのが月に数回の通院だけなら、買わずに済ませる方法もあります。買うか借りるかの費用の比べ方は「歩行器・車椅子は買う?借りる?」にまとめているので、ここでは選択肢の種類だけ挙げます。
病院の車椅子・タクシー・介護タクシー
病院によっては来院者向けに車椅子を用意していることがあります。借りられるか、駐車場まで持ち出せるかは病院ごとに違うので、受診の前に病院の受付に電話で確認してください。自家用車を使わず、タクシーのトランクに車椅子を積む方法や、車椅子のまま乗れる車両を配車しているタクシー会社、介護タクシーを使う方法もあります。どの車でどこまで対応できるかは、予約のときに車椅子のたたんだ寸法を伝えて確認します。介護保険を使わない車椅子のレンタルを扱っている事業者があるかどうかは、実家のある地域の福祉用具事業者や地域包括支援センターに確認してください。
介護保険の福祉用具貸与
車椅子と車椅子の付属品は、介護保険の福祉用具貸与(レンタル)の対象です。購入費が支給される特定福祉用具販売の対象(9品目)には入っていないので、車椅子を買う場合、介護保険から購入費は支給されません。2024年4月に始まった、貸与と購入を選べる仕組み(固定用スロープ・歩行器・杖の一部)にも、車椅子は含まれていません。
ただし、車椅子と付属品の貸与は、要支援1・2、要介護1の方は原則として保険給付の対象外です。目安は要介護2以上ですが、軽度の方にも例外的に借りられる道があり、厚生労働省の資料では、日常的に歩行が困難な方や、日常生活の範囲で移動の支援が特に必要と認められる方などについて、医師の所見やケアマネジメントでの判断をもとに給付できる場合があるとされています。手続きや必要な書類は市区町村ごとに違い、要介護2以上の方でも、実際に借りられるかはケアプランしだいです。借りられるかどうかは、担当のケアマネジャーに確認してください。担当がいなければ、親の住む地域の地域包括支援センターが窓口です。
介護保険で借りるときは、福祉用具貸与事業者が扱っている車椅子の中から選びます。扱う機種は事業者ごとに違うので、この記事の3台と同じ型を扱っているか、どの機種が借りられるかは、ケアマネジャーや福祉用具貸与事業者に確認してください。自己負担は費用の1割(所得によって2割または3割)です。貸与価格は事業者ごとに違い、商品ごとに全国平均の貸与価格が公表されています。
玄関の段差を越える方法は、置くだけのスロープ(福祉用具貸与)や固定用スロープ(貸与か購入を選べる)、工事を伴う段差の解消(住宅改修・支給限度基準額20万円)など、どれを選ぶかで使える制度が違います。どれに当たるかは担当のケアマネジャーに確認してください。玄関まわりの考え方は「玄関の上がり框の段差対策」にあります。
まだ要介護認定を受けていない場合の最初の手続きは「親の介護は何から始める?」に、要介護度の区分ごとの基準時間の目安は「要支援1から要介護5まで、うちの親はどれ?」にまとめています。
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よくある質問
軽自動車のトランクに入りますか?
車種と車椅子の組み合わせ、寝かせて積むか立てて積むかで変わるので、一概には言えません。車椅子のたたんだ寸法(全幅・全高・全長)と、車の荷室の開口部の高さ・幅、奥行きをメジャーで測って比べてください。後部座席を倒すかどうかでも奥行きが変わります。足置きを外せる機種は、たたんだ全長が短くなります。できれば買う前に、販売店やレンタル事業者に相談して、同じ型か近い大きさの車椅子で試してみてください。
電車やタクシーでも使えますか?
タクシーのトランクに入るかどうかは車種で違うので、予約のときに車椅子のたたんだ寸法を伝えて確認してください。車椅子のまま乗れる車両を配車しているタクシー会社や、介護タクシーもあります。電車を使う場合は、乗り降りの手助けの有無や事前連絡の要否を、使う駅や鉄道会社に前もって問い合わせて確認してください。
空気入りタイヤとノーパンクタイヤは、どちらがいいですか?
どちらが合うかは、使う場所と、点検を誰がするかで変わります。ノーパンクタイヤは空気の補充が要らないとメーカーが説明しており、空気入りタイヤは空気が十分か日常的に確かめる手間がかかります。月に数回の通院で使うなら、そのたびに空気の点検ができるかどうかで考えてください。乗り心地や段差での感じ方の違いは、販売店で試すか福祉用具専門相談員に聞くのが確実です。
病院で車椅子を借りられますか?
病院によっては来院者向けに車椅子を用意していることがあります。借りられるか、駐車場まで持ち出せるかは病院ごとに違うので、受診の前に病院の受付に電話で確認してください。病院の車椅子で足りるなら、自宅から車までの移動をどうするかだけを考えればよくなります。
一人で積み下ろしできますか?
持ち上げる人の体格や体調、車の荷室の高さで変わるので、何kgなら大丈夫とは言えません。取扱説明書の手順で、ブレーキをかけてからたたみ、外せる部品は外し、車に近づいて体の正面で持ちます。重い、腰がつらいと感じたら無理をせず、2人で積む、タクシーや病院の車椅子を使う、介護保険のレンタルを担当のケアマネジャーに相談する、といった方法に切り替えてください。
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