親は布団とベッドどっちがいい?替える目安と、布団のままの工夫
床から立つのに時間がかかるようになったけれど、本人は「布団がいい」と言っている。そんなときに読む記事です。
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たとえば、帰省して朝の様子を見ていると、親が布団の上で横向きになり、畳に手をついて、ひと呼吸おいてから膝を立て、たんすの角をつかんでやっと立ち上がる。前の帰省より時間がかかっている気がして、ベッドにしたらと言ってみると「布団のほうが落ち着く」と返される。そんな場面を想定して、布団のまま続けるか、ベッドや介護ベッドに替えるかを考える手がかりをまとめました。布団とベッドで本人の動きと介助の姿勢がどう変わるか、相談を始めるきっかけ、布団のままでできる工夫、本人が替えたがらないときの考え方の順に整理しています。替えるかどうかを決めるのはこの記事ではなく、本人と、主治医・ケアマネジャー・理学療法士・福祉用具専門相談員です。制度は厚生労働省の資料、製品はメーカーの表示を中心に、確かめられた範囲で書いています。専門職の意見は、媒体と人を示して紹介しています。編集部が製品を使って比べた記事ではありません。
先に結論
床から立つのに何かにつかまる、人の手を借りることが増えてきたら、寝る場所を見直す相談を始めるきっかけと考えてください。国の判断基準(厚生労働省 介護保険最新情報Vol.1296)は、介護ベッドの使用が想定しにくい状態として「寝返り、起き上がり、立ち上がりがつかまらないでできる」を挙げていて、それを裏返した目安です。逆に、つかまらずに立てていて本人が困っていないなら、急いで替えなくてもかまいません。
本人がベッドを嫌がるなら、まず理由を聞き、布団のまま立ち上がりの支えを足すところから始められます。介護保険で介護ベッドを借りられる方なら、買う前に借りて試す方法もあります(要支援1・2と要介護1の方は原則として対象外で、例外があります)。決める前に、ケアマネジャー(いなければ地域包括支援センター)と福祉用具専門相談員に相談してください。 → 寝る場所ごとに足せる支えの早見表へ
布団とベッドで何が変わる?
布団とベッドの違いは、寝ている高さそのものより、起きて立つまでの動作の並びにあります。どちらが転びやすいかを比べた国の統計は見当たらないので、ここでは動作と介助の姿勢の違いだけを並べます。
| 項目 | 布団(床に敷く) | ベッド |
| 起きてから立つまで | 横向き→手をついて上体を起こす→膝をつく→何かにつかまって床から立つ | 横向き→上体を起こしてベッドの端に座る→足を床に下ろした姿勢から立つ |
| 体の曲げ方 | 床から立つので、体を大きく曲げた姿勢から立ち上がる | ベッドの端に座り、足を床に下ろした姿勢から立つ |
| 本人がつかまる物 | 近くの家具・壁・床置きの手すりなど | ベッド用の手すり・介助バー、床置きの手すりなど |
| 介助する側の姿勢 | 床の高さで、しゃがむ・膝をつく・前かがみになる | ベッドの高さで介助する。介護ベッドなら高さを変えられる機種がある |
| 寝床の片付け | 毎日の上げ下ろし、または敷きっぱなし | 上げ下ろしは要らない |
本人の動き:床から立つ/ベッドの端に座って立つ
布団から立つときは、手と膝を床について体を支え、そこから脚の力で体を持ち上げます。途中でつかまる物があるかどうかも、見ておきたい点です。帰省したときは、親が立つまでにどこに手をついているか、たんすの角や壁、ふすまの枠をつかんでいないかを見ておくと、あとで相談するときに伝えやすくなります。
ベッドの場合は、いったん端に腰かけ、足を床に下ろしてから立ちます。座ったときに足の裏が床につくかを確かめます(普通のベッドのままにする場合で触れます)。
介護する側の姿勢
手伝う側の姿勢も変わります。厚生労働省の判断基準(介護保険最新情報Vol.1296)は、特殊寝台(介護ベッド)を「起き上がり等の動作を補助」する福祉用具と説明したうえで、「介護者が身体を痛める危険性を避けるためにも用いられる」と書いています。寝床を考えるとき、本人の動きだけでなく、手伝う家族の体のことも判断材料にしてよい、ということです。
なお、介護の仕事向けの指針(厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」)は、訪問介護では対象者の家が布団かベッドかを把握して作業の手順を決めること、作業面が低くて高さを変えられない場合は椅子に腰かけるか、膝を保護したうえで床に膝をつくことを勧めています。家族介護の決まりではありませんが、床の高さで手伝うときの姿勢を考える手がかりになります。
寝床から動き出すときの転倒の数(消費者庁の集計)
消費者庁は、医療機関ネットワークに寄せられた事故情報(平成27年4月〜令和2年3月末)から、65歳以上の方の自宅での転倒事故をまとめています。発生場所が分かる144件のうち「ベッド・布団」が23件、事故のときの状況が分かる218件のうち「ベッド等から移動時に」が33件でした。
この資料は、ベッドと布団をひとつの項目にまとめて集計していて、布団だけ・ベッドだけの件数はありません。参加している医療機関に寄せられた情報の集計なので、全国で起きた件数でもありません。読み取れるのは、この集計の中に、発生場所が「ベッド・布団」の転倒が23件、「ベッド等から移動時に」の転倒が33件あった、ということまでです。夜中のトイレに向かう場面の対策は「夜中のトイレで親が転ばないか心配」でまとめています。
替えるか考えるきっかけ
国の判断基準は、介護ベッドの使用が想定しにくい状態を「寝返り、起き上がり、立ち上がりがつかまらないでできる」としています。裏を返すと、これらの動作に何かにつかまる必要が出てきたら、寝床を見直す相談を始めてよい時期です。帰省のときに、次のような様子がないかを見てください。
- 床から立つのに、家具や壁、人の手につかまるようになった
- 立ち上がるまでに前より時間がかかる、途中で何度か止まる
- 夜中にトイレへ起きたとき、ふらつく・つまずくと本人や近所の人から聞いた
- 朝、布団から起こすのを家族やヘルパーが手伝う回数が増えた
- 主治医や訪問看護師から、床ずれが心配と言われた
当てはまるものがあれば、ケアマネジャーに伝えてください。まだ要介護認定を受けていないなら、親が住む地域の地域包括支援センターが最初の相談先です(手続きの順番は「親の介護は何から始める?」にまとめています)。布団のままでよいか、ベッドに替えるなら普通のベッドか介護ベッドかは、主治医・理学療法士・福祉用具専門相談員の見立ても合わせて決めます。
反対に、つかまらずに立てていて本人も困っていないなら、急いで替えなくてもかまいません。理学療法士が監修した記事(幻冬舎ゴールドオンライン)にも、本人が布団で不自由を感じていなければ無理に替える必要はない、という意見があります。看護師のエッセイ(健康長寿ネット)は、ベッドは布団より立ち上がりやすく上げ下ろしも要らない一方で、乗り降りのときの転倒・転落に注意が要る、と両方の面を書いています。
布団のままでできる工夫
本人が布団を続けたいとき、あるいは替えるかどうかを相談している間にも、寝床まわりで手を入れられることがあります。
立ち上がりの支えを足す(床に置く手すり)
布団にはベッド用の手すりを差し込む床板もフレームもないので、支えを足すなら床に置くタイプの手すりが候補になります。置く前に、次のことを確かめてください。
- 床置き型の手すりには、マットレスやクッションなど柔らかい物の上で使わないよう取扱説明書に書いている製品があります(当サイト「工事なしで置ける手すり」で紹介したモルテン「ルーツ」の取扱説明書。この記事の作成時には原文を開き直せていません)。布団の上に載せて使う前提にはしないでください。
- 畳の上で使えるかどうかは、製品ごとに取扱説明書の条件が違います。買う前・借りる前に、取扱説明書とメーカー、福祉用具専門相談員に確認してください。
- この記事で取り上げる山善の「立ち上がり補助 手すり」KRT-80は、メーカーが挙げる用途がベッド・いす・ソファからの立ち上がりで、布団(床)からの立ち上がりと畳の上での使用については記載がありません。
据え置き型・突っ張り型の手すりの選び方や、置く床の条件は「工事なしで置ける手すり」で詳しく扱っています。床置き型の手すりは、介護保険で借りられる場合もあります(介護保険で借りる場合)。
敷布団・マットレス
敷布団を厚くする、硬さを変える、といった工夫を考える方もいると思います。ただ、敷布団やマットレスの厚さ・硬さについて、何cm以上がよいという基準は、国や学会の一般向け資料では見つけられませんでした。日本褥瘡学会の一般向けページは、床ずれを防ぐための寝具(体圧分散寝具)は、自力でどの程度動けるか、骨の突き出し具合なども考えて選ぶ、としています。
床ずれが心配と言われているときは、寝具を家族の判断で替える前に、主治医や訪問看護師に相談してください。床ずれの見つけ方は「床ずれ(褥瘡)の初期サインの見つけ方」で説明しています。
布団の位置とトイレまでの道すじ、夜の明かり
布団を敷く位置も見直せます。起き上がるときに手をつく側に、つかまれる物があるか。布団からトイレまでの間に、敷居の段差、電気コード、置きっぱなしの物がないか。夜中に起きたとき、明かりのスイッチに手が届くか。こうした点は寝床を替えなくても確かめられます。
夜中のトイレまでの明かりは「夜中のトイレで親が転ばないか心配」、トイレまで歩くのが心配なときの寝室の工夫は「夜中のトイレが間に合わない方に」で説明しています。家全体の点検は「実家の転びやすい場所7つと、帰省時10分チェックリスト」を使ってください。
普通のベッドのままにする場合
家庭用のベッドで寝ている方や、布団から普通のベッドに替える方は、次の点を見ておきます。
ひとつは高さです。ベッドの端に座ったときに、両足の裏が床にしっかりつくかを見てください。健康長寿ネットの介助法の解説も、ベッドの端に座る姿勢として、両足の裏全体を床につけて座る形を示しています。何cmがよいかは体格で変わるので、数字よりも、実際に座ったときの足の着き方で確かめます。
もうひとつは、立つときにつかまる物です。普通のベッドなら、マットレスの下に差し込むベッド用の手すりを足せる場合があります。取り付けの条件やすき間の確認は「ベッドに付ける手すりの選び方」で扱っています。
マットレスを替えるときは、敷布団と同じで、硬さや厚さを数字で選ぶより、本人がどの程度自分で動けるかを先に確かめます。床ずれの心配があれば、主治医や訪問看護師に相談してから選んでください。
高さを変えられない普通のベッドでは、介助が増えて手伝う側の姿勢がつらくなってきたら、高さを変えられる介護ベッドをケアマネジャーに相談する段階です。介護ベッドの機能の違いは「介護ベッドは1モーター・2モーター・3モーターのどれ?」で説明しています。
本人が「ベッドはいや」と言うとき
ベッドを勧めて断られたときは、まず何がいやなのかを聞いてみてください。家族が言うより、ケアマネジャーや理学療法士から説明してもらうほうが受け止めやすい方もいます。理由によって、出せる選択肢が変わります。
「部屋が狭くなる」
介護ベッドを置くときの留意点として、厚生労働省の判断基準には「部屋の形態、出入り口の位置、起き上がる方向を考慮して配置」することが挙がっています。置き場所は家族だけで決めず、福祉用具専門相談員に部屋を見てもらうと、出入口や起き上がる向きを含めた置き方を一緒に考えてもらえます。
「病人扱いされているようでいや」
在宅向けの介護ベッドには、頭側・足側の板(ボード)に木製のものを選べる機種があります。たとえばパラマウントベッドの在宅向け「楽匠Fit」の公式ページには、部屋のインテリアに合う木製のボードをそろえている、と書かれています。カタログを見ながら本人に選んでもらうのもひとつの方法です。
「寝慣れた布団がいい」
この場合は、無理に替えず、布団のままでできる工夫から始めます。床置きの手すりを足すことと、布団の位置とトイレまでの道すじを整えることの2つから始められます。そのうえで、立ち上がりに手助けが要る場面が増えてきたら、ケアマネジャーとあらためて相談します。
介護保険で介護ベッドを借りられる方なら、買う前に借りて試してみる方法もあります。借りたあとも、国の判断基準は、背上げ・脚上げ・高さ調節の機能を日常的に使わず、ベッドの上での動作が自立している場合は、借り続ける必要があるかを検討する、としています。ただし要支援1・2と要介護1の方は原則として貸与の対象外なので、対象になるかはケアマネジャーと市区町村に確認してください(次の章)。
寝床ごとの早見表と、取り上げた道具
今の寝床ごとに、あとから足せる立ち上がりの支えと、確かめることを並べた早見表です。
| 今の寝床 | 足せる支え | 確かめること | 介護保険 | 詳しい記事 |
| 布団 | 床に置く手すり | 柔らかい物の上で使えない製品がある。畳の上で使えるかは取扱説明書で確認 | 工事を伴わない床置き型は種目「手すり」に当たりうる(個々の製品は確認) | 「工事なしで置ける手すり」 |
| 普通のベッド | マットレスの下に差し込む手すり/床に置く手すり | 床板の形・高さ、ベッドとのすき間 | 家庭用ベッドに差し込む手すりは、厚生労働省の通知(老企第34号)の定義では、貸与の「手すり」にも「特殊寝台付属品」にも当てはまりにくい。個々の製品はケアマネジャーに確認。床置き型は上と同じ | 「ベッドに付ける手すりの選び方」 |
| 介護ベッド | そのベッドに合う介助バー・手すり | ベッドの型式に合うか、すき間 | 通知(老企第34号)では「特殊寝台付属品」。介護ベッドと併せて借りるか、すでに介護ベッドを使っている場合に借りる。要支援1・2と要介護1の方は原則対象外(例外あり) | 「介護ベッドは1モーター・2モーター・3モーターのどれ?」 |
商品は、型番・価格・寸法をメーカーの表示で確認できた1点だけを載せています。敷布団・マットレスなど他の道具は、確認できるまで載せていません。
床に置いて支える
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床に置いて立ち上がりを支える:山善「立ち上がり補助 手すり」KRT-80
7,999円(税込・送料込。2026年10月22日時点の山善公式通販の表示。販売店・時期で変わることがあります)
向いている方- いす・ソファ・ベッドから立つときに、つかまる物がほしい
- 工事をせずに、置くだけの手すりを探している
気になる点- メーカーが挙げる用途はベッド・いす・ソファからの立ち上がりで、布団(床)からの立ち上がりと畳の上での使用は記載がない。使えるかはメーカーに確認が要る
- 荷重の目安は「静止約100kg」とメーカーが表示している。立ち上がるときに体重をかけた場合の目安は販売ページに記載がないので、取扱説明書とメーカーで確認が要る
山善公式通販の表示では、寸法は幅53×奥行40×高さ81cm、重さ1.5kg、材質はアルミニウム、荷重の目安は静止約100kg、床から取っ手までの高さは35・59・81cmの3段階、設置面は幅53cm・奥行25〜最大42cmです(いずれもメーカー公称値)。数値は「ベッドに付ける手すりの選び方」で取り上げた同じ製品の表示とそろっています。布団の横で使うことを考えているなら、買う前に取扱説明書とメーカーで、床(畳)の条件と布団からの立ち上がりに使えるかを確認してください。この製品が介護保険の貸与の対象になっているかは確認していません。要支援・要介護の認定がある方は、床置き型の手すりを介護保険で借りられる場合があるので、買う前にケアマネジャーと福祉用具貸与事業者に相談してください。
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介護保険で借りる場合
介護ベッド(介護保険では「特殊寝台」)は、福祉用具貸与の種目のひとつです。ただし、要支援1・2と要介護1の方は、特殊寝台と付属品が原則として貸与の対象外です。要介護認定の調査で起き上がりや寝返りが「できない」とされた場合や、医師の医学的な所見とケアマネジメントにもとづいて市区町村が確認した場合などの例外があります。床ずれ防止用具も貸与の種目で、同じく要支援1・2と要介護1の方は原則として対象外です。
床に置く手すりは、種目「手すり」のうち「居宅の床に置いて使用すること等により転倒防止若しくは移動又は移乗動作を補助することを目的とするもの」に当たる場合があります。取り付けに工事を伴うものは除かれます。要支援1・2と要介護1の方について原則として対象外とされる種目の一覧に、手すりは入っていません。ただ、個々の製品が貸与の対象になるかは、福祉用具貸与事業者とケアマネジャーに確認してください。
介護ベッドを置くときは、国の判断基準が「重量で床が破損しないよう設置する床の強度を確認」することを留意点に挙げています。介護ベッドの機能や付属品の扱いは「介護ベッドは1モーター・2モーター・3モーターのどれ?」、借りるか買うかの考え方は「歩行器・車椅子は買う?借りる?」で説明しています。要介護度ごとの目安は「要支援1〜要介護5の目安と区分の違い」を見てください。
介護保険の申請の流れを見る
よくある質問
畳の部屋に介護ベッドは置けますか?
介護ベッドを置くときは、重さで床が傷まないよう設置する床の強度を確認すること、部屋の形や出入口の位置、起き上がる方向を考えて配置することが、厚生労働省の判断基準に留意点として挙がっています。畳の部屋に置くかどうかは、福祉用具専門相談員に部屋を見てもらい、床の状態と置き方を一緒に確認してください。機種ごとの重さはメーカーや販売ページの表示で確かめます。
布団の横に置く手すりは、介護保険で借りられますか?
工事を伴わない床置き型の手すりは、介護保険の種目「手すり」に当たる場合があり、要支援1・2と要介護1の方でも原則対象外の種目には入っていません。ただし、個々の製品が対象になるか、畳の上で使えるかは製品と事業者によって違います。ケアマネジャーと福祉用具貸与事業者に確認してください。
ローベッドならいいですか?
名前で決めるより、ベッドの端に座ったときに両足の裏が床につくか、立つときにつかまる物があるか、手伝う側がどのくらいかがむことになるかで確かめてください。介護ベッドには高さを変えられる機種があり、詳しくは「介護ベッドは1モーター・2モーター・3モーターのどれ?」で説明しています。
何から始めればいいですか?
帰省したときに、親が布団から立つまでにどこに手をついているか、何につかまっているか、時間がかかっていないかを見ておきます。そのうえで、担当のケアマネジャーに伝えてください。まだ要介護認定を受けていなければ、親が住む地域の地域包括支援センターに相談してください。
マットレスだけ厚くすればいいですか?
敷布団やマットレスの厚さを何cmにすればよいかという基準は、国や学会の一般向け資料では見つけられませんでした。日本褥瘡学会の一般向けページは、床ずれを防ぐ寝具は自力でどの程度動けるかなども考えて選ぶ、としています。床ずれが心配なときは、寝具を替える前に主治医や訪問看護師に相談してください。
この記事の根拠とした資料(出典と参照日)